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断熱的到達可能性[だんねつてきとうたつかのうせい] 断熱的到達可能性(Adiabatic accessibility)とは、熱力学における概念の一つ。 == 概要 == エリオット・リーブとヤコブ・イングヴァソンは次のような要請を熱力学の出発点においた。 :「断熱・断物の壁で囲まれた系の任意の2つの平衡状態について、からへの状態変化が力学的仕事だけで起こせるか否かが定まっている。」 つまり「状態たちの間に1本の序列が付けられる」ということである。もちろんこれだけでは熱力学の要請としては足りないので、他にも幾つかの要請をおく。そうすると、任意の状態について、その大小がこの序列の順番を決めるような、ある相加的な量が(定数倍などのつまらない不定性を除いて実質的に)一意的に定義できることが示せる。それがエントロピーになる。〔 *〕
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「断熱的到達可能性」の詳細全文を読む
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