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斯波義銀 : ウィキペディア日本語版
斯波義銀[しば よしかね]

斯波 義銀(しば よしかね)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将本姓源氏斯波氏(武衛家)15代(最後)当主〔「武衛系図」では(清和天皇から数えて)24代目とされているが、義銀の父と祖父が同家系図から漏れており、正しくは26代目にあたる。〕 。
尾張守護斯波義統の嫡男。祖父・義達の猶子または養子となって家督を継いだ〔『東庵法語』には義達の没年を永禄12年(1569年)とし、同元亀2年7月条には義統が義達を「父」と称する記述がある(木下聡「斯波氏の動向と系譜」)。〕とする説もある〔木下聡「斯波氏の動向と系譜」(所収:木下聡 編著『シリーズ・室町幕府の研究 第一巻 管領斯波氏』(戒光祥出版、2015年)ISBN 978-4-86403-146-2)〕。弟に毛利秀頼(異説有り)、蜂屋謙入(異説有り)、津川義冬幼名は岩竜丸。織田信長に服属後は、尾張守護であった斯波氏を称することを憚り津川 義近(つがわ よしちか)と改めた(実弟の津川義冬も同様)〔。入道して三松軒〔実はキリシタンで三松軒とは「サンショ」という洗礼名のことだともいわれる〕 と号した。斯波義康(長男、大蔵)、津川近利(次男)、津川辰珍(三男)、津川近治(四男、別名:親行)、女子(長女、信長の甥である織田信重妻)など四男二女がいる。
== 出自 ==
尾張守護。斯波氏の宗家の当主は代々左兵衛督または左兵衛佐に任ぜられ、そのため兵衛府の唐名である武衛家と称されており、義銀は義統が守護に在職している時期は若武衛、義統死後は武衛と称された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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