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斯波詮高 : ウィキペディア日本語版
斯波詮高[しば あきたか]

斯波 詮高(しば あきたか)は、戦国時代陸奥戦国大名高水寺斯波氏の当主(奥南落穂集)。
高水寺斯波氏は室町幕府管領斯波氏の一族で、「斯波御所」、「奥の斯波殿」と呼ばれ、高い家格を誇る名族であった。
明応元年(1492年)に父教兼が志和郡の地頭職を得た後、詮高が明応4年(1495年)に下向して高水寺城を領したとされる(奥南落穂集)。
謀略に優れていたといわれ、雫石に勢力を誇っていた戸沢氏を攻略・放逐し、雫石城攻略後に次男・詮貞を雫石城に入れ、さらに雫石領内の猪去館に三男の詮義を配するなどして家中の結束を固め、高水寺斯波家の全盛期を築き上げた。
天文18年(1549年)に死去。享年74。跡を嫡男の経詮が継いだ。
なお、異説として越前斯波氏である鞍谷氏の出身とする説もある〔佐藤圭「戦国期の越前斯波氏について」(初出:『若越郷土研究』第45巻4・5号(2000年)/木下聡 編著『シリーズ・室町幕府の研究 第一巻 管領斯波氏』(戒光祥出版、2015年)ISBN 978-4-86403-146-2)〕。
== 脚注 ==




抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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