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新エネルギー : ウィキペディア日本語版
新エネルギー[しんえねるぎー]
新エネルギー(しんエネルギー)とは、公的には日本における新エネルギー利用等の促進に関する特別措置法(新エネルギー法)において「新エネルギー利用等」として定義され、同法に基づき政令で指定されるもののことを指す。現在、政令により指定されている新エネルギーは、バイオマス太陽熱利用雪氷熱利用地熱発電風力発電太陽光発電などであり、すべて再生可能エネルギーである。ほぼ日本だけで用いられる用語(分類)である。海外では代替エネルギー(alternative energy)と呼ばれる分野と重なる。
== 語義・定義 ==

=== 定義 ===

*新エネルギー法の第2条において、「新エネルギー利用等」として定義されている。具体的な要件は以下のとおりである。
:石油代替エネルギーの製造・発生・利用のうち、
:
*経済性の面における制約から普及が十分でないものであって、
:
*その促進を図ることが石油代替エネルギーの導入を図るため特に必要なものとして政令で定めるもの
法律上の定義では、再生可能エネルギーでない廃棄物発電や、一般的な「エネルギー」という言葉の用法には当てはまらない天然ガスコージェネレーション(→コジェネレーション)や燃料電池といったエネルギーの有効利用技術も当てはまるが、現在政令で指定されているものは、再生可能エネルギーに限られている。
しかしながら、法律上の位置づけはあくまで「石油代替」であり、地球温暖化の防止などの環境対策の観点は含まれていない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「新エネルギー」の詳細全文を読む



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