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上江橋[かみごうはし]
上江橋(かみごうはし)は、埼玉県川越市とさいたま市西区に架かり、荒川と入間川を渡る国道16号の密接する2本の橋。外回り(春日部方面行き)車線が1977年竣工の橋、内回り(川越方面行き)車線が1997年竣工の橋である。「かみえばし」と読むのは誤りである。 == 概要 == 上江橋は、荒川の河口から45.2 kmの地点〔p.98 - 国土交通省 関東地方整備局、2015年1月7日閲覧。〕に所在し、国道16号の川越バイパス方面から進むと、まず入間川を、次いで川越市大字古谷上となる背割堤を跨ぎ、最後に荒川を一気に越える橋梁である。荒川対岸も川越市大字古谷上であるがさらに進んで滝沼川を跨ぐと、さいたま市西区大字西遊馬に入り、西大宮バイパス起点と指扇駅方面への埼玉県道2号さいたま春日部線(国道16号の旧道〔ただし分岐点である宝来IC付近は国道指定されたままとなっており、道路地図にも明記されている。〕)との分岐点となる宝来ICに至る。橋長1,609.9メートル、総幅員11.9メートル、有効幅員10.5メートル(車道8.0メートル、歩道2.5メートル)最大支間長83.0メートル〔橋梁年鑑 上江橋(Ⅱ期) 詳細データ - 日本橋梁建設協会(橋梁年鑑データベース)〕の鋼連続箱桁橋である。また、埼玉県の第一次特定緊急輸送道路に指定されている〔 - 国土交通省 関東地方整備局〕〔埼玉県の緊急輸送道路 - 埼玉県ホームページ、2015年1月5日閲覧。〕。西武バスの大22系統(大宮駅-川越グリーンパーク)路線の路線バスの走行経路である。また、川越百景にも指定され〔川越景観百選スポット(水辺の景観:No.52-67、田園の景観:No.68-75) - 川越市、2015年1月7日閲覧。〕、下流側の歩道には荒川の景観を眺められるよう、展望デッキも随所に設けられている。また、特定非営利活動法人シビルまちづくりステーション(旧称ITステーション市民と建設)による「関東地域の橋百選」に選出されている。現在の橋の名前の由来については所管が日本道路公団から大宮国道事務所に移ったこともあって、旧橋から継承されたものなのかよく判っていない〔荒川について - 荒川上流河川事務所・インターネットアーカイブキャッシュ〕。 上江橋は一般国道で河川に架かる橋梁としては、日本最長で全長1,609.9メートル(1997年の橋)である〔大宮国道事務所のサイトより - インターネットアーカイブキャッシュ〕。それまでは富士川に架かる新富士川橋(全長1523.2メートル〔橋梁年鑑 新富士川橋 詳細データ - 日本橋梁建設協会(橋梁年鑑データベース)〕)が日本最長の橋であった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「上江橋」の詳細全文を読む
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