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新下関(しんしものせき)とは、山口県下関市のJR新下関駅を中心とする地域一帯を指す地域名称で、勝山(かつやま)地区(下関市役所支所設置条例で示された下関市役所勝山支所の所管する区域)の別称。西に隣接する川中地区の東側(伊倉など)を含めた地域を指す場合もある。JR新下関駅と同様に、下関市民から「しんしも」と呼ばれることがある。 本項では同地域にかつて所在した豊浦郡豊東上村(とよひがしかみそん)、勝山村(かつやまそん)についても述べる。 == 地域概要 == 下関中心市街地から北へ約6km、旧下関市のほぼ中央に位置する内陸の地域である。住民基本台帳と外国人登録に基づく登録人口は25,267人(2009年3月末現在〔下関市公式サイト 内「統計データ」より〕)、地区面積は21.29km²(2007年10月1日現在〔)。 北は内日地区、西は安岡地区および川中地区、東は長府地区および王司地区、南は本庁地区(旧々市部)と隣接する。 域内で山陽新幹線とJR山陽本線が交わる位置に新下関駅が位置し(山陽新幹線は新下関駅のすぐ南方で新関門トンネルに突入する)、この近辺が地区のほぼ中心部にあたる。道路網は域内のほぼ中央部で山口県道34号下関長門線が南北に貫き、新下関駅のやや北で東西方向に山口県道247号安岡港長府線(通称「長安線」)が通過する。県道下関長門線は地域の南部(山の谷交差点)で長府地区から続く国道2号と交わり、地域外(本庁地区)ではあるがさらに南で中国自動車道下関ICと交わる。中国自動車道は地域内で県道下関長門線の東方を南北に高架橋で貫いており、地域内には長門勝山バスストップが設けられていた〔長門勝山バスストップは現在はバス停としての運用が休止され、道路管理用施設となっている。〕。以上のように、交通アクセスは道路・鉄道ともにかなり良好である。 交通の利便性も相まって、JR新下関駅周辺と県道下関長門線沿いに商業施設が立ち並び、その周りに宅地が広がる。また国道2号山の谷交差点付近には物流施設が集まっている。地区の周辺部には広い農地が残る。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「新下関」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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