|
ARAI MOUNTAIN&SPA(アライ・マウンテン アンド スパ)は、新潟県妙高市に存在したスキー場とリゾートホテルによる複合リゾート施設。営業当初はARAI MOUNTAIN&SKI RESORTであったが、後に温泉施設の拡充を図ったことからSPAの名が追加された。ARAIの名の由来は新井市(現・妙高市)にちなむ。運営は、新井リゾートマネジメント(妙高市)が行っていた。 == 概要 == 1993年に開業した典型的なバブル時代のリゾート施設ではあったが、雪質の良さや5月まで滑走な可能なゲレンデ、温泉施設などを拡充し続けたことで比較的長い間経営が維持された。 盛田英夫の資産管理会社レイケイ(盛田)〔漢字では「鈴渓」。2015年現在「ガラヒ産業」。1995年当時はソニーの筆頭株主。総資産は1000億円弱。コロラドのスキーリゾートで100億円、F1レースで230億円の損失を出し、すべてのソニー持ち株を売り払い、56億円の追徴課税が払えずに2005年6月解散。〕が出資した第3セクターである。初年度から赤字を出すなど苦戦が続いたが、結局総額で500億円〔初期投資約250億円、追加投資約250億円。〕出資して撤退する〔ソニー創業家・盛田家の没落と信用失墜 長男の事業ことごとく失敗で巨額損失 Business Journal 2015年4月20日〕。 2000年代に入り、スキーヤーが激減したことに加え、2005年のシーズンには豪雪すぎて集客がままならないという状況〔JR信越線が雪で約530本運休し、キャンセルが続出、利用者が前年同期比20%減の約8万。妙高市は1月、最大で3.56mの積雪を記録している。 〕となり、2006年7月10日に運営会社は11億円以上の負債を抱えて経営破綻した。2015年現在もスキー場とホテルは閉鎖状態となっている。 2015年6月妙高市による公売によって18億円で落札され、7月3日に譲渡が完了した。落札したのは「株式会社ホテルアンドリゾート上越妙高」で、設立は2015年5月、資本金5万円である〔旧・新井リゾートの所有権譲渡が完了!旧リゾートは「新・新井リゾート」に生まれ変わるのか? Heavysnowker 2015年7月4日〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ARAI MOUNTAIN&SPA」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|