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新人民軍[しんじんみんぐん]
新人民軍(しんじんみんぐん、)とは、フィリピンのフィリピン共産党 (CPP) の軍事組織である。 左翼革命闘争を展開したフクバラハップを批判し、これに変わるものとしてルソン島中部の農村で数十人規模で誕生した。その後、マルコス政権下で急膨張しピーク時には2万5800人の兵士を有する組織となった。コラソン・アキノ政権下も全面対決による壊滅をねらったが失敗した。1992年にはラモス大統領がフィリピン共産党の合法化を打ち出したが後に撤回し、左翼穏健派を憲法の枠内に取り込み、武装ゲリラの孤立化を図り成果を上げた。アメリカ合衆国はテロ組織に指定し、資産凍結対象になっている。 ==組織概要== 1969年3月、ルソン島の農村で結成され、政府軍との衝突、外国人の誘拐などを行ってきた。1992年成立のラモス政権はゲリラの孤立化を進める政策を推し進め、その結果、衰退していった。 2011年末現在、NPAの保有兵力は約4千人にまで縮小したとされるが、尚政府軍との衝突がたびたび見られる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「新人民軍」の詳細全文を読む
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