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新十郎捕物帖・快刀乱麻 : ウィキペディア日本語版 | 新十郎捕物帖・快刀乱麻[しんじゅうろうとりものちょう かいとうらんま]
『新十郎捕物帖・快刀乱麻』(しんじゅうろうとりものちょう かいとうらんま)は、坂口安吾の『安吾捕物帖』を原作とした、明治時代舞台の時代劇推理テレビドラマ。朝日放送(ABC)の制作により、TBS系列〔1975年3月31日、毎日放送(MBS)との間でネットチェンジが行われ、これ以降、朝日放送はテレビ朝日系列に移行、毎日放送がTBS系列となった。〕で1973年10月4日から1974年3月28日まで、毎週木曜21:00 - 21:55(JST)に放映された。全26回。 == 概要 == 明治時代中期の東京を舞台に、名探偵・結城新十郎が、下町で発生した数々の事件を解決していく捕物帖。 タイトルは第9話まで『快刀乱麻』だったが、第10話から『新十郎捕物帖・快刀乱麻』に変更された。これは視聴率低迷を受け、番組内容を判りやすくするための配慮として採られた処置であることが、この当時報道されている。 物語の展開は、パターンがあった。まず、事件が発生する。そして、依頼者は探偵役に解決を依頼する。探偵役としては花逎家因果(当時の新聞に載った同番組の広告では「迷探偵」)、勝海舟(同・瞑探偵)、結城新十郎(同・名探偵)の順で登場し、それぞれ推理を披露する。必ず前二者の推理は外れ、新十郎の推理のみが当り、真犯人解明となる。新十郎が出馬する時には、必ずストップモーション(ナレーションの佐藤慶による説明シーン(後述)と同様、カメラを止めているのではなく、若林始め役者が自ら動きを止めている)となり、新十郎の生い立ちに関するナレーション(これも佐藤慶による)が入った。ナレーションの最後は毎回「その背中に大きな入れ墨があると噂する者もいるが、その真偽もまた定かではない。」で終っていたが、最終回では「その真偽もまた……もうすぐわかる」となっていた。 番組の終盤は、ほぼ毎回、勝海舟が自分の推理が外れた原因は泉山虎之介の言動のせいだと虎之介を叱り付け、虎之介がひたすら謝るという場面で番組が終了していた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「新十郎捕物帖・快刀乱麻」の詳細全文を読む
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