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新右翼[しんうよく]
新右翼(しんうよく)とは、第二次世界大戦以後における右翼のひとつのありよう。既成の右翼団体の在り様を否定して、自ら新たな存在たらんとする右翼のこと。明確な定義はないが、反共主義・親米・権威主義・国家主義的な要素が強い既製右翼より、反戦後民主主義・反体制・民族主義的な要素を多く持っている。 == 概要 == 第二次世界大戦後日本の右翼が「反共」を主要な運動テーマとして掲げ、「体制変革」の視点、「民族」の視点が稀薄になっていることを批判して登場した勢力のことを言う。日本社会党や「六全協決議」以後の日本共産党などのいわゆる既成左翼の運動を否定して生まれた共産主義者同盟(ブント)などが新左翼と呼ばれたことに倣い、自らそう名乗った。 ちなみに、民族主義と国家主義という分類は、「新右翼」のカテゴリーとは全く無関係であり、「新右翼」はどちらの要素も持っている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「新右翼」の詳細全文を読む
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