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新宮駅(しんぐうえき)は、和歌山県新宮市徐福二丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線の駅である。JRの境界駅の一つで、東海旅客鉄道(JR東海)の列車も乗り入れる。 == 概要 == 紀勢本線の運行上重要な役割を持つ駅で、紀勢本線は当駅を境にJR西日本の管轄(愛称:きのくに線)とJR東海の管轄に分かれており(当駅の管轄はJR西日本)、両会社の境界駅となっている〔。またJR東海が管轄する亀山駅方は非電化、JR西日本が管轄する和歌山市駅方が電化となっているので、その境目ともなっている。会社境界は、下り場内信号機である。熊野川橋梁と丹鶴トンネルの間が線路上の境界で分界標識が立っている。 JR東海の運行する特急「南紀」のうち一部のみが名古屋駅から当駅を越えて紀伊勝浦駅まで運行されるが、その他の列車は当駅をまたいで運行される列車は設定されていない。 == 歴史 == * 1913年(大正 2年) 3月1日 - 新宮鉄道の駅(一般駅)として開業〔。当時路線は熊野地駅を経由し三輪崎駅へ至っていた。そのため当時は今とは位置が異なっており、今の位置より40mほど北方の熊野交通の事務所付近と推定されている。また、終着駅だった。 * 1934年(昭和 9年) 7月1日 - 新宮鉄道が国有化、紀勢中線の駅となる〔。 * 1938年(昭和13年)5月20日 - 現在地へ移転〔。それに伴い、熊野地駅を経由しない新線が開業〔。旧線の一部は当駅と熊野地駅を結ぶ貨物支線に転用された〔。 * 1940年(昭和15年)8月8日 - 紀勢西線所属に変更。紀勢西線が紀伊木本駅まで開通〔。 * 1951年(昭和26年)1月21日 - 2代目駅舎が焼失〔天王寺鉄道管理局三十年写真史P66に写真掲載〕。 * 1952年(昭和27年)3月5日 - 3代目駅舎工事着工〔天王寺鉄道管理局三十年写真史P189(年表)〕。 * 1952年(昭和27年)12月12日 - 3代目駅舎(現在のもの)が竣工〔。 * 1959年(昭和34年)7月15日 - 現行の紀勢本線の成立により、紀勢本線所属に変更〔。 * 1982年(昭和57年)11月15日 - 熊野地駅までの貨物支線が廃止〔。 * 1986年(昭和61年)11月1日 - 貨物営業廃止(旅客駅となる)。 * 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道・東海旅客鉄道の駅となり〔、駅業務は西日本旅客鉄道に引継ぎ。 * 2010年(平成22年)6月1日 - 支社直轄に伴い、それまでの新宮鉄道部の管轄駅から管理駅となる。管理範囲:新宮~見老津。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「新宮駅」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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