翻訳と辞書
Words near each other
・ 新小松川大橋
・ 新小松川橋
・ 新小松駅
・ 新小樽駅
・ 新小泉駅
・ 新小牧駅
・ 新小田原市民歌
・ 新小田原駅
・ 新小脳
・ 新小萱篤綱
新小説
・ 新小説 (朝鮮)
・ 新小野田発電所
・ 新小金井街道
・ 新小金井駅
・ 新少年快報
・ 新少林寺
・ 新少林寺/SHAOLIN
・ 新尺別駅
・ 新尾きり子


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

新小説 : ウィキペディア日本語版
新小説[しんしょうせつ]

新小説』(しんしょうせつ)は、戦前日本に存在した文芸雑誌の一つ。1889年(明治22年)1月から1890年6月まで(第1次)、および1896年7月から1926年11月まで(第2次)発行された。1927年(昭和2年)1月から、『黒潮』(くろしお)と改題し、同年3月まで3号のみ発行した。
== 略歴・概要 ==
1889年(明治22年)1月、須藤南翠森田思軒饗庭篁村石橋忍月依田学海山田美妙らからなる14名の文学同好会が編集し、発行した〔コトバンクサイト内の記事「新小説 」の記述を参照。〕。翌年1890年(明治23年)6月、1年半で第1次『新小説』の刊行は終了する〔。
1896年(明治29年)4月、第1次の終了の6年後に、幸田露伴の編集で再び創刊した〔。
第2次は隆盛をきわめ、1900年(明治33年)に泉鏡花高野聖』、1901年(明治34年)5月号に国木田独歩『帰去来』、1906年(明治39年)9月号に夏目漱石草枕』、1907年(明治40年)8月号に田山花袋蒲団』、1910年(明治43年)に泉鏡花『歌行燈』、1913年(大正2年)6月号に森鴎外訳『病院横町の殺人犯』(エドガー・アラン・ポーモルグ街の殺人』)、1914年(大正3年)2月号に森鴎外『堺事件』、1916年(大正5年)1月号に森鴎外『寒山拾得』、1917年(大正6年)に泉鏡花『天守物語』、1921年(大正10年)4月号に高群逸枝の長篇詩『日月の上に』、1923年(大正12年)5月号に横光利一日輪』、1925年(大正14年)9月号に『一人二役』、1926年(大正15年)7月号に江戸川乱歩モノグラム』をそれぞれ掲載、多くの名作を生み出した〔。
大正期の編集者として、田中純 (作家)鈴木三重吉、野村治輔らがいる。
1927年(昭和2年)1月、『黒潮』(英副題: ''The Japan current'')と改題したが、同誌は同年3月の第3号で終了した〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「新小説」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.