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新日鉄コンサート(しんにってつコンサート)は、1955年10月7日から2005年3月27日まで、ニッポン放送(以下、LF)で放送されていた、ラジオの音楽番組。放送時間は30分枠であった。全2582回放送。長年「ニッポン放送の歴代の番組の中で最も長期に渡り放送された番組」の地位を守っていた(2015年現在は『テレフォン人生相談』に次いで2番目)。 LFをキーステーションに各地のラジオ局でも放送していた。 == 歴史・概要 == LFが開局した翌年、富士製鐵の一社提供による『フジセイテツコンサート』〔新日鉄広報誌『NIPPON STEEL MONTHLY』2005年5月号、13-16ページ掲載記事「新たなステージを迎える新日鉄の音楽メセナ活動」(リンク先は、pdfファイルで表示) より。〕(『フジセイテツ・コンサート』〔『朝日放送の50年 III 資料集』P93〕)として、金曜21:30の枠でスタート。1956年1月21日からは土曜21:30の枠に、1969年10月12日からは日曜20:00の枠(ナイターオフ枠)にそれぞれ移して放送された。 1970年4月5日から日曜22:30の枠に移った。また、3月31日に富士製鐵と八幡製鐵が合併して新日本製鐵(現・新日鐵住金)となったことに伴い、番組名は『新日鉄コンサート』へ変更した。以後、この日曜22:30からの放送時間を貫いた結果、1980年代以降は前後を女性アイドルが出演する番組に挟まれる形が定着した。また、1994年4月10日 - 1997年10月5日の間は、数本の女性タレントによる冠番組とともにワイド番組『古田新太と犬山犬子のサンデーおちゃめナイト』の内包番組として放送した。 番組は、新日鉄が保有する紀尾井ホールで開催されるクラシックコンサートの録音を放送する他、「新日鉄音楽賞」の発表も行う。番組全体が新日鉄のCMも同然なので、CMの挿入はない。また、新日鉄がLFの大株主であった為、野球中継の延長等その他何らかの理由で、通常の時刻に放送出来なくなった場合でも休止せず、枠を(月曜早朝に)移動の上で必ず放送された。 LFの「タイムテーブル(番組表)」では、「Classic concert」または「コンサート」と記した時期もあった。 2004年11月26日には、番組開始50周年を記念したアルバムCD『新日鉄コンサートの歴史』がポニーキャニオンから発売された。 番組自体のマンネリ化に加え、新日鉄のリストラやニッポン放送の編成事情もあり、2005年3月27日をもって、49年半の歴史に幕を閉じた。 1980年代前半からのナレーションおよびコンサートの司会はニッポン放送アナウンサーの那須恵理子、プロデューサーは同局の吉田抄子であった。 2014年8月22日、垣花正のあなたとハッピー!の中で、新日鉄コンサートが紹介された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「新日鉄コンサート」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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