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新末後漢初[しんまつごかんしょ] 新末後漢初(しんまつごかんしょ)は、中国で新朝(8年 - 23年)が滅びて、光武帝により後漢(25年 - 220年)が興るまでの便宜的な時代区分。 ==王莽の政治== 前漢から簒奪して皇帝位についた王莽は、儒教において理想とされる周代の政治へと復古すると称し、井田法を真似して全国の田地を全て国有にすることを決めた。また貨幣を新たに改鋳するなどの政策を打ち出した。しかしこれらの政策は当時の現実を無視したものであり、貨幣の度重なる改鋳は経済を混乱させ、地方に広い土地を所有する豪族たちの利益を損ない、大きな反発を受けた。 また外交政策でも、過度の中華思想から、匈奴や高句麗に渡していた王号を取り上げて、「降奴服于」「下句麗侯」などという称号を押し付けて彼らの怒りを買い、離反を招いた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「新末後漢初」の詳細全文を読む
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