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『新桃太郎伝説』（しんももたろうでんせつ）は、ハドソン（現・コナミデジタルエンタテインメント）より発売されたスーパーファミコン用ゲームソフト。ジャンルはRPG。監督はさくまあきら、イラストは土居孝幸。音楽はサザンオールスターズの関口和之が担当。 == 概要 == 『桃太郎伝説』の6年後の世界を描いた正統な続編であり、PCエンジン版『桃太郎伝説II』を大幅に改良、発展させた内容。前作や『II』と異なりギャグ要素はかなり抑えられており、勧善懲悪の物語性は継承しつつ、かなりハードでシリアスなストーリーになっている点が特徴となっている。物語中に登場人物の命が奪われる表現があるのはこの『新桃太郎伝説』が初である。 さくまあきらいわく大乗仏教と小乗仏教の対立が隠れたテーマとなっており、実際に作中にも仏教用語由来のキャラクターや地名が多数登場する。 基本的に前作のスタンスを受け継いでおり、一般的なコンピュータRPGでいうキャラクターレベルを段、MPを技（技の数）と言う、などの点は前作と共通である。 『桃太郎伝説 速攻本』（プレイステーション版桃太郎伝説の公式攻略本）の作者インタビューによると、『新桃太郎伝説』の実質的な開発期間は4ヶ月であった。作者自身は「いつか完全版を作りたい」と語っている。 開発中のスローガンでもあった「敵キャラクターそれぞれに個性的な特殊能力を」という方針に基づき、敵キャラクターの攻撃バリエーションは非常に多岐にわたる。開発時にバランス調整を担っていたのは後に桃太郎電鉄シリーズに登場したキャラクター「コマルン」のモデルである小丸良人だった。 題字は黒澤明映画の題字を多く手がけたことで知られる書家の今井凌雪。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「新桃太郎伝説」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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