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『新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT』(しんきどうせんきガンダムウイング デュアルストーリー ジーユニット、NEW MOBILE REPORT GUNDAM W DUAL STORY G-UNIT)は、1997年にバンダイから発売されたプラモデルによる企画、およびそれを元にした漫画作品。テレビアニメ『新機動戦記ガンダムW』の外伝作品である。 アメリカ合衆国で発売された際のタイトルは "''MOBILE SUIT GUNDAM THE LAST OUTPOST''" (機動戦士ガンダム ザ・ラスト・アウトポスト)である。 == 概要 == 『新機動戦記ガンダムW』の物語と同時期の出来事を描いた作品。 漫画版が講談社の雑誌「コミックボンボン」にて『新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT』のタイトルで連載、作画はときた洸一。また、ホビージャパンの雑誌「コミックジャパン」にて(第一回は「月刊ホビージャパン」に付録として付いたプロモーション冊子『コミックジャパン』プレ創刊号に掲載)『新機動戦記ガンダムW外伝 G-UNIT』のタイトルで連載、作画はみずきたつ。 二誌でそれぞれ掲載されたが、みずきたつ版はコミックジャパンが1号のみで休刊になった為に未完となっている。 ガンダムシリーズとしてはテレビアニメ『機動新世紀ガンダムX』終了後の空白期に展開された企画である。またプラモデル企画としては前作『機動武闘外伝ガンダムファイト7th』の失敗があったため、慎重に企画が立てられている。まず、コミックボンボンではガンダムシリーズのコミカライズに実績のあるときた洸一に先行して漫画を連載させ、低年齢層読者への知名度と人気のアップを図った。さらに、高年齢層に向けてみずきたつの手によりコミックジャパンにて漫画を連載する予定が立てられた。外伝的作品で年齢層に分けた漫画を展開するのは『機動戦士ガンダムF90』以来である。 主役ロボットであるモビルスーツ・ガンダムジェミナスは、「G-UNIT」と呼ばれるオプション兵装によって仕様を変更できる、プレイバリューを重視した設定となった。 しかし、これらの目論見がすべて成功したわけではない。コミックジャパン版は雑誌の休刊(1号目が店頭に並ぶとほぼ同時に休刊が決定した)を受けて連載が中断し、ホビージャパンなどで連載しようという動きがあったものの、結局再開することはなかった。また「G-UNIT」によるオプション兵装の設定も生かされず、商品展開はほとんど行われなかった(シリーズで4種類のキットが発売されたのみ)。しかし、複数媒体での年齢層別連載は『∀ガンダム』あるいは『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』に、オプション兵装の設定は『機動戦士ガンダムSEED』シリーズのストライカーパックに、作品を超えて継承されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 New Mobile Report Gundam Wing Dual Story: G-Unit 」があります。 スポンサード リンク
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