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新潟みなとトンネル(にいがたみなとトンネル)は、新潟県新潟市中央区の通称新潟島から同市東区に至る、信濃川河口部両岸を結ぶ水底道路トンネル。 なお、トンネルを含むルート全体の正式名称は新潟港臨港道路入舟臨港線(にいがたこうりんこうどうろ いりふねりんこうせん)である。 == 概要 == 新潟港西港区(新潟西港)の港域でもある信濃川河口部の川底を経由して、同市中央区入舟地区と東区山の下地区を結んでいる沈埋トンネル。2002年(平成14年)5月19日から暫定供用を開始し、2005年(平成17年)7月24日に竣工して全面供用を開始した。 信濃川を横断する水底部の区間は川底に埋設された8函の沈埋函によって構成されており、1函あたりの寸法は全幅28.6m、全高8.9m、全長105m及び108mで、総重量は約26,000tに達する。トンネル部の全長は1,423m、トンネルを介した入舟臨港線(港口部ルート)全体の総延長は3.26kmで、ルート全体には水都回廊(すいとかいろう・ポートコリドール)という愛称が付与されている。車道部は全区間が往復分離4車線(片側2車線)、トンネル部の車道部両側に並行して自転車歩行者道が設けられている。 この港口部ルートは、全線が港湾法で定められた臨港道路に該当する。建設事業は国土交通省(旧運輸省)が国の直轄事業として実施し、開通後の管理業務は新潟港の港湾管理者である新潟県(管理部局:新潟地域振興局新潟港湾事務所)が行っている。 車道、自転車歩行者道とも通行料は無料で終日通行することができるが、防災上の理由から、危険物積載車両はトンネル部の通行が終日禁止されている。 みなとトンネルは信濃川の最も河口部に位置する横断施設である。約3km上流には、みなとトンネルと同じく2002年5月19日に供用を開始した柳都大橋が架橋されている。 * 名称:新潟港臨港道路入舟臨港線 * 事業主体:国土交通省北陸地方整備局 * 施設管理:新潟県 * 総延長:3,260m * 構造基準:第4種第1級(設計速度60Km/h) * 新潟みなとトンネル * 延長:1,423m(うち沈埋部850m) * 車線数:往復分離4車線(片側2車線) * 総幅員:26.6m * 1車線幅員:3.25m * 最高縦断勾配:4.0% * 自転車歩行者道(車道部両側):幅員3.0m 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「新潟みなとトンネル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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