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新潟県立野球場 : ウィキペディア日本語版
新潟県立野球場[にいがたけんりつ とやのがたこうえん やきゅうじょう]

新潟県立鳥屋野潟公園野球場(にいがたけんりつ とやのがたこうえん やきゅうじょう)は、新潟県新潟市中央区長潟の鳥屋野潟公園のうち、新潟県スポーツ公園の園地内に所在する野球場である。公園名を省いて新潟県立野球場とも呼ばれる〔建設事業時点での仮称は「新潟県立野球場」であった。〕。
施設は新潟県が所有し、アルビレックス新潟・都市緑花センターグループ(アルビレックス新潟と県の外郭団体「新潟県都市緑花センター」による企業体)が指定管理者として運営管理を行っている。
施設命名権により、呼称をHARD OFF ECOスタジアム新潟(ハードオフ エコスタジアムにいがた)としている(詳細は後述)。
== 概要 ==

=== 設計の特徴 ===
近年日本で新設・改修されるNPBの本拠地球場はアメリカ新古典派の球場に倣い、より臨場感を高める傾向がある。しかし、当球場は従来の国内の野球場と非常に似通った設計となっている。県は2006年9月26日から10月16日までの間、建設計画の再検討にあたってパブリックコメントを募集したが、提出者は僅か16人であった。このうちフィールドに関する意見・要望を記述したのは13人で、うち人工芝が9人、天然芝が3人、その他が1人であった。天然芝の敷設や狭いファウルゾーンといった設計様式を求める意見も存在したが、当球場では採用には至らなかった。
フィールドは当初設計においては内野が土、外野が天然芝であった。しかし再設計の過程において建設コストの抑制を優先することとなり、全面ロングパイル型人工芝に変更された。しかし、既に人工芝のフィールドを供用している隣県の富山市民球場アルペンスタジアム長野オリンピックスタジアムでは、冬場の積雪など寒冷な気候によるメンテナンス面の問題が懸案となっている。またロングパイル型人工芝を採用したことから、積雪によってパイルの硬化・劣化が早まる可能性があり、かえって維持コストが増大するのではないかという懸念もある(実際、同じ寒冷地にある宮城球場では敷設3年で全面張替えを実施している)。県では人工芝の耐用年数を「約10年」と想定している。また新古典派様式では外野側のファウルエリアを狭くしてフィールドとスタンドの距離を接近させているが、当球場は旧来の球場並みにファウルエリアを広く確保している。結果、グラウンド面積は14,300m²となり、松山中央公園野球場(坊っちゃんスタジアム)と同数値になった。
スタンドも旧来型の設計となっている。内野スタンドを一部削る形でダグアウト、ブルペンが連なる形で設置されているが、ダグアウトは特にフィールドレベルから掘り下げられる構造となっておらず、必然的にダグアウトの屋根の位置が高く、またダグアウト内を全て覆う為に大きく(屋根面積が広く)なっており、内野席から観戦する場合、ダグアウト沿いのファウルエリアに死角をつくる要因となっている。外野フェンスの高さは近年整備された野球場としてはやや低い3.1mに抑え、更にラバーフェンスの高さも2m程度として、外野スタンドを若干フィールドレベルに近づけている。外野スタンドが一部土盛りになるなど工法が変更され、外野スタンドの床面が下げられたことにより外野席の両翼ポール際付近はファウルエリア沿いの視界の一部を内野1層部分に遮られて死角が生じた座席もあるが、内野に関しては死角がないように配置されている。内野1層スタンドと外野スタンドは緩斜面に、一方の内野2層スタンドは急斜面に設計されており、各座席からインフィールド全体を見渡せるよう配慮されている。フィールドとスタンド間に設置されている黒色金属素材の防御フェンスが観戦の妨げになっているという声があがっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「新潟県立野球場」の詳細全文を読む



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