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新町遺跡 : ウィキペディア日本語版
新町遺跡[しんまちいせき]
新町遺跡(しんまちいせき)とは、かつて愛知県小牧市中部に存在した、戦国時代の城下町遺跡である。1563年永禄6年)7月に織田信長が居城を清須城から小牧山に移つした後、山の南側に町が整備された。この遺跡は当時織田信長が整備した町の東端に辺り、発掘調査から主に武家屋敷や下級武士の住居があったことが解かっている。1567年(永禄10年)に織田信長が岐阜城へ居城を移つすと小牧山城は廃城になり、町は縮小された。その際西側は江戸時代初期まで続いたが、この遺跡のある東側はが埋められるなど、居住域としては使われなくなった。1989年平成元年)に遺跡が見つかり、数回にわたって調査が行なわれた。しかし小牧市立小牧中学校をこの地に移転させる為、遺跡部分は盛り土で覆い、地下に保存されることとなった。1998年(平成10年)に、同地に小牧中学校が移転。現在遺跡があった場所は、同中学校のグラウンドとなっている。
==年表==

*1563年永禄6年)7月 - 織田信長が清須城から小牧山城に居城移転。城下町が作られる。
*1567年(永禄10年) - 織田信長が美濃稲葉山城を攻略。「岐阜城」と改めて居城を移転。小牧山城は廃城となる。町は縮小される。
* - 残った町の部分が尾張藩によって東に移転させられる。小牧宿の誕生。
*1989年平成元年)- 遺跡発見
* - 試掘調査実施
* - 遺跡の本格的調査開始
* - 第2次調査実施
* - 第3次調査実施

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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