|
新聞常用漢字表(しんぶんじょうようかんじひょう)は、日本新聞協会新聞用語懇談会がまとめた漢字表で、新聞記事などで使用する漢字の字種とその音訓を示す。『新聞用語集』(日本新聞協会)に掲載される新聞表記の基準の一つ。現行のものは、2010年に告示された改定「常用漢字表」の2136字から7字を除いた2129字に常用漢字表外字5字を加え2134字の使用を認めている。 日本国内の新聞・通信・放送各社は、原則としてこの表に準拠して漢字を使用している。この表を基に若干の増減を加え自社独自の基準を定めることもある。 本項では、2007年に「新聞常用漢字表」と名付けられるより前に新聞用語懇談会が示した漢字表や漢字使用基準のほか、市販されている報道各社の用字用語手引書が掲載する漢字表などについても扱う。 == 表外字・表外音訓を使用する場合 == 新聞常用漢字表の表外字・表外音訓を含む語は『新聞用語集』の「用字用語集」に掲げる言い換え・書き換えを活用し、書き換え・言い換え・表現の工夫が困難な場合、読み仮名を付けて使用することができるとされる。「用字用語集」で、表外字・表外音訓を含む語にルビが付く場合、読み仮名を付けて使う。『新聞用語集 2007年版』は、以下の場合については例外として表外字・表外音訓を使ってよいとする。 * 固有名詞や次に示すような特殊な語。 *# 栄典、称号、官職名およびこれに類するもの。 *# 文学作品、美術品、古典芸能関係、国宝・重要文化財などの名称。 *# テレビ・ラジオのドラマ、映画、演劇、歌謡曲などの題名。 *# 学術上の用語その他で言い換え、書き換えが困難なため、新聞用語懇談会で使用を認めたもの。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「新聞常用漢字表」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|