翻訳と辞書 |
方伯[ほうはく] 方伯(ほうはく、、)は、封建諸侯に与えられた称号の一つ。 ==ドイツ== 多くの場合、神聖ローマ帝国もしくはかつてのその領域にできた諸国家で、「伯爵」の代わりに、神聖ローマ皇帝に封建的な義務を直接負っていた者に使用された称号である。その支配領域は公爵・司教・宮中伯のような中間の権力の言いなりにならずに、時々大きく拡大された。低ロタリンギアに対して1086年以降使用されたという最初の記録以降、この称号は神聖ローマ帝国の時代を通じて生き延びた。方伯は通常主権を行使した。方伯の意思決定力は公爵のそれに相当した。 その後、ザクセン=ヴァイマル=アイゼナハ大公国の大公が20世紀初頭にテューリンゲン方伯を兼ねたように、貴族の補助的な称号として時々使用されたが、第一次世界大戦の後には使われなくなった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「方伯」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|