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旅順南路(りょじゅんなんろ)は中国遼寧省大連市にある旅順軍港と大連の市中心を結ぶ3つの道路の内、最も南の、黄海沿岸を行く道路である。G201国道(鶴崗~佳木斯~通化~大連~旅順)の最終段で、距離は約40キロメートルある。 == 概要 == 現在の大連市の約南半分が日本の租借地であったころ、旅順軍港と大連の市中心を結ぶ3つ戦略道路が作られた。 * 旅順北路 : 旅順港から北へ向かい、水師営を過ぎて、しばらくして渤海海岸と平行に東へ向かい、大連国際空港経て、大連市中心部へ〔日清・日露の両大戦では、日本軍の旅順港攻撃は金州からこの道路に沿って展開された。〕。 * 旅順中路 : 山の中を通り、黄河路・西安路ショッピング街を経て、市中心部へ〔日露戦争の旅順攻撃で日本軍初めてロシア軍に勝った戦いは、ここの峠で行われ、四国連隊が中心だったためそこは「剣山」と名付けられ、その石碑はいま旅順の日露監獄の倉庫にあり、見ることもできる。〕。 * 旅順南路 : 白銀山トンネルを経て、最も南の黄海沿岸に沿って、黒石礁・星海広場を経て、市中心部へ。 このうち旅順南路が最も早く1922年に整備され全通し、 〔 黄泥川の歴史 (中国語) 〕 最も美しく、活発な地帯を通り、市中心部から中山路を経て、黒石礁と呼ばれるところから旅順南路になり、旅順軍港まで全体で約32キロメートルある。現在は完全舗装されていて、ほぼ片側3車線あり、以前は有料道路であったが、2005年より無料になっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「旅順南路」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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