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旋回砲 (Swivel gun)は近世に用いられた弾丸重量半ポンドクラスの小口径前装砲。帆走軍艦が備える艦砲の一種。 == 概要 == 兵一人が操作可能な前装式砲で、大型のハンドキャノンからファルコネット砲級までの小口径砲をさす。構造は上下左右に可動する旋回砲架を有し、砲尾に操作用の支持架を持つ。 口径の小ささから補助火砲に留まり、カロネード砲同様、搭載砲門数から来る等級分けにおける、正式な備砲の砲門としては数えられない。初期にはフランキ砲式の小型砲も存在した。 砲身長1m、重さ70kg、口径半ポンド(4.5cm。弾丸重量約230g)程度の砲が標準とされる〔田中航「戦艦の世紀」P84。毎日新聞社刊。S54年3月発行。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「旋回砲」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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