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日中歴史共同研究(にっちゅうれきしきょうどうけんきゅう)とは、2006年から2009年にかけて、日本と中華人民共和国が共同で行った歴史研究のことである。 2005年の日中外相会談に際し、小泉政権の町村信孝外務大臣が日中歴史共同研究を提案し、2006年の日中首脳会談で歴史共同研究を行うことが決まった。2006年12月に北京で第1回全体会合、2007年3月に東京で第2回全体会合、2008年1月に北京で第3回全体会合、2009年12月に東京で第4回会合が開かれ、共同研究が終了した。2010年1月に報告書が発表された。 == 報告書 == * 古代・中近世史 * 山内昌之・鶴間和幸「古代中近世東アジア世界における日中関係史」 * 蒋立峰・厳紹璗・張雅軍・丁莉「古代中近世東アジア世界における日中関係史」 * 川本芳昭「7世紀の東アジア国際秩序の創成」 * 王小甫「7世紀の東アジア国際秩序の創成」 * 村井章介「15 世紀から16 世紀の東アジア国際秩序と日中関係」 * 王新生「15 世紀から16 世紀の東アジア国際秩序と日中関係」 * 小島毅「思想、宗教の伝播と変容」 * 宋成有「古代中国文化の日本における伝播と変容」 * 桜井英治「ヒトとモノの移動 経済史」 * 井手誠之輔「美術史から見たヒトとモノの移動」 * 王勇「「ヒト」と「モノ」の流動——隋唐時期を中心に」 * 古瀬奈津子「日本人と中国人の相互認識」 * 小島康敬「江戸期日本の中国認識」 * 王暁秋「19 世紀中葉以前における中国人の日本観」 * 菊池秀明「日中の政治・社会構造の比較」 * 蔣立峰・王勇・黄正建・呉宗国・李卓・宋家鈺・張帆「日中古代政治社会構造の比較研究」 * 近現代史 * 北岡伸一「近代日中関係の発端」 * 徐勇・周頌倫・米慶余「近代日中関係の発端」 * 川島真「対立と協調:異なる道を行く日中両国」 * 徐勇・周頌倫・戴東陽・賀新城「対立と協力:異なる道を行く日中両国」 * 服部龍二「日本の大陸拡張政策と中国国民革命運動」 * 王建朗「日本の大陸拡張政策と中国国民革命運動」 * 戸部良一「満洲事変から日中戦争まで」 * 臧運祜「満洲事変から日中戦争まで」 * 波多野澄雄・庄司潤一郎「日中戦争―日本軍の侵略と中国の抗戦」 * 栄維木「日本の中国に対する全面的侵略戦争と中国の全面的抗日戦争」 * 波多野澄雄「日中戦争と太平洋戦争」 * 陶文釗「日中戦争と太平洋戦争」 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日中歴史共同研究」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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