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日仙 : ウィキペディア日本語版
日仙[にっせん]
日仙(にっせん、弘長2年(1262年) - 正平12年/延文2年1月7日1357年1月27日))は、鎌倉時代中期から後期にかけて法華宗日蓮正宗)の僧。摂津公・上蓮坊(百貫坊)と号す。日興の弟子。本六の一人。日蓮に仕え「百貫坊」という名前を与えられた。日華に従って讃岐地方に布教した。西国三十三ヵ国の導師といわれる。讃岐本門寺開基。
==略歴==

*1262年弘長2年)、摂津公日仙、生まれる。
*1290年正応3年)10月8日、日興、本尊を書写し日仙に授与。
:日仙、大石寺塔中、上蓮坊(百貫坊)を創す。
*1325年正中2年)、讃岐高瀬に大坊〔讃岐本門寺〕を創す。
*1333年元弘3年)12月15日、薩摩法印、富士に帰伏し上蓮房日仙の室に入る。
*1334年建武1年)日興・日目1周忌。
:1月7日、上蓮房日仙、伊予公日代、上蓮〔百貫〕坊において問答す。
:2月15日、上蓮房日仙、讃岐国に赴く。
:7月7日、上蓮房日仙、讃岐高瀬に中之坊を創す。
*1352年正平7年/文和1年)、讃岐日仙、大弐阿日壽に本尊聖教等を付嘱す。
*1353年(正平8年/文和2年)10月3日、讃岐日仙、沙弥日高〔秋山泰忠〕より寺地を受く。
*1357年(正平12年/延文2年)1月7日、大石寺塔中上蓮坊〔百貫坊〕開基・讃岐大坊開基上蓮房日仙寂〔96歳〕

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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