翻訳と辞書
Words near each other
・ 日光川
・ 日光川放水路
・ 日光市
・ 日光市営バス
・ 日光市消防本部
・ 日光市立南原小学校
・ 日光市立大沢中学校
・ 日光市霧降スケートセンター
・ 日光広久保中継局
・ 日光形電車
日光彫
・ 日光往還
・ 日光御成街道
・ 日光御成道
・ 日光性
・ 日光性網膜炎
・ 日光明峰高校
・ 日光杉並木
・ 日光杉並木ユースホステル
・ 日光杉並木国体


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

日光彫 : ウィキペディア日本語版
日光彫[にっこうぼり]
日光彫(にっこうぼり)は、栃木県日光市特産の彫刻である。
== 製法 ==
素材の木材として、トチノキホオノキカツラを乾燥させて使用する。1975年昭和50年)までは栃木県産のトチノキを多く使用してきたが、それ以降は北海道産のカツラの使用が多い。材木は貯木場に置かれ、柾目に製材された上で自然乾燥(0.5 - 1年間)、電気乾燥(7日間)を経て日光彫に供される。
墨付けの上で切断加工され、再度電気乾燥(約0.5日)させた後、適切な形に成型される。
彫りは、ひっかき(日光三角刀)を用い、木地に模様をひっかき彫、沈み彫、浮し彫などの技法が用いられる。その模様は植物が多く、日光東照宮で多く用いられている牡丹を始め、ニッコウキスゲなどが多い。また平面部分にはの乗りを良くするために『星打ち』が施される。
塗りは『日光朱堆塗り』という技法が明治時代以降に定着した。この技法は、彫りが終わった素地に直接朱を塗り、その上に黒炭の粉を降って一度黒色とした後に磨き、その磨き具合によって下地の漆の朱色を調節しより立体的に仕上げる。現在は漆は使用せず朱色の顔料を重ね塗りすることが多いと云われる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「日光彫」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.