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日和坊[ひよりぼう]
日和坊(ひよりぼう)は、日本に伝わる妖怪。 夏の日和、常陸国の山などに現れる。晴れを司る妖怪なので、雨天時には姿を見せないとされる。 鳥山石燕の妖怪画集『今昔画図続百鬼』の解説文によれば、てるてる坊主を吊るして晴れを祈るのは、この妖怪の霊を祀るものとされる〔稲田篤信・田中直日編 『鳥山石燕 画図百鬼夜行』 国書刊行会、1992年、145頁。ISBN 4-336-03386-2。〕〔村上健司編著 『妖怪事典』 毎日新聞社、2000年、290頁。ISBN 4-620-31428-5。〕。 民俗学者・藤沢衛彦の説によれば、日和坊は中国の魃(日照り神)と同一のものとされる〔。また民俗学者・宮田登によれば、西日本ではてるてる坊主のことを日和坊主と呼ぶそうである〔。 == 脚注 ==
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日和坊」の詳細全文を読む
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