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日山[ひやま]
日山(ひやま)は、福島県二本松市と葛尾村の境界にそびえる山。別名・天王山。標高1,054m。うつくしま百名山に選定されている。 == 概要 == 日山は阿武隈高地の中では大滝根山に次ぐ第2位の標高をもつ山である。もともとは桧山あるいは天王山と称していたが1649年(慶安2年)の大洪水の際に二本松藩主・丹羽光重が山頂の神社で日祭の大祈祷をして以来、日山と呼ぶようになったという。山頂にある日山神社には、麓の田沢、茂原、葛尾の3地区の社がそれぞれの地区の方向を向いて建っており、毎年10月には三匹獅子舞が奉納されている。また、山頂はヤマツツジの名所としても知られ、5月下旬~6月上旬にはヤマツツジの花が満開を迎えて山頂は真っ赤に染まる。以前より富士山の見える山であると言われてきたが、2000年(平成12年)に日山山頂から富士山が撮影され、「富士山の見える最北の山」という称号を得た。しかし、その後、日山の北西約5kmに位置する麓山(羽山)からも富士山が撮影され、その称号は麓山(羽山)に譲ることとなった。なお、日山山麓には牧場のほか、キャンプ場やバーベキュー施設、パークゴルフ場等が設置されており、登山以外の観光客も楽しめるようになっている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日山」の詳細全文を読む
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