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日支闘争計画[にっしとうそうけいかく]
日支闘争計画(にっしとうそうけいかく)日本と中国を争わせ、世界戦争を誘発して日本を包囲殲滅する計画。コミンテルン(国際共産党、第三インターナショナル)によって考案され、コミンテルンに指導された勢力ー中国共産党〔黒田紘一、『日中戦争の真実』、幻冬舎ルネッサンス新書、2015年〕、日本軍部の統制派〔〔統制派の前身となった桜会のスポンサーはスターリンであったと一部の論者が述べている。“桜会の資金元は、1923年にレーニンの指示で、吉田一がヨッフェから60万円(現在の貨幣価値で約40億円)を受け取った。この資金が後に、桜会に渡ることとなる。〈更に、この時に受け取った資金の残金が、戦後、日本社会党の結党資金となっている。”ブログ「誠」より〕、太平洋問題調査会(IPR)〔などによって実行されたと一部の論者により主張されている。 ==概要== 1918年(大正7年)9月、モスクワにおいてボリシェビキの会議が開かれ、日支闘争計画案が決議された〔渡部梯治『ユダヤは日本に何をしたか』 成甲書房2003年〕。その内容は、直ちに日本と中国との内部破壊を図るとともに、中国に反日運動を起こさせ、それを日支の武力闘争にまで発展させ、それに対してソ連と特にアメリカとを干渉させる戦争にまで発展させて日本を倒し、それとともに欧州に社会革命を起こさせる第二次の世界大戦を計画するというものであった。 「この計画案通りに、大日本帝国は日中戦争、太平洋戦争へと導かれ、滅亡した」と、この説を紹介した渡部梯治は主張している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日支闘争計画」の詳細全文を読む
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