翻訳と辞書 |
子ども救援カンパ[こどもきゅうえんかんぱ] 子ども救援カンパ(こどもきゅうえんかんぱ)とは、2009年(平成21年)6月から2010年(平成22年)2月にかけて日本教職員組合(日教組)が貧困に苦しむ児童の経済的支援を目的として行った募金活動。 == 概要 == 2009年(平成21年)3月17日、日教組は第152回中央委員会において経済的に困窮する児童とその家庭への支援に取り組むことを決定し、同年6月から傘下単組と共同で「子ども救援カンパ」と題した募金活動を開始した。一方、日教組の上部団体である日本労働組合総連合会(連合)は同年3月から就労・自立支援などを目的とした「雇用と就労・自立支援カンパ」(通称「トブ太カンパ」)を開始していた。 これを受けて日教組では、保護者への就労支援や雇用創出も児童を困窮から救う重要な手立てであるとして、集められた寄付金は遺児への奨学金貸与を行っているあしなが育英会と、連合のトブ太カンパにそれぞれ寄付することとした。寄付先については公式サイト上に以下の通り明記された。 募金活動は2010年(平成22年)2月末まで行われ、街頭募金や公式サイト等に掲載されたカンパ口座への振込、組合員からのカンパなどを合わせて176,245,418円が集められた。ここから宣伝経費4,287,021円と振込手数料2,075円を差し引いた171,956,322円のうち、71,956,322円があしなが育英会に、100,000,000円が連合のトブ太カンパに、それぞれ寄付された。 日教組からの寄付も含めたトブ太カンパへの募金額は最終的に388,866,298円に上り、就労支援や就学支援などを行うNPO法人等に助成金として交付された。なお助成金を交付された事業のうち30事業は日教組傘下の単組を通じて申請を行ったものであり、7事業では傘下単組が事業主体として直接助成を受けていた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「子ども救援カンパ」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|