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日新製鋼株式会社(にっしんせいこう、英文表記:''Nisshin Steel Co., Ltd.'')は、東京都千代田区丸の内に本社を置く高炉メーカーである。 == 概要 == 1959年(昭和34年)に日本鐵板と日亜製鋼の二社が合併して誕生した。そして1962年(昭和37年)、呉製鉄所に第1号高炉を建設し、以後は圧延および連続鋳造設備を備えた銑鋼一貫のメーカーとして活動している。高炉メーカーとしての規模は日本国内で第4位。表面処理鋼板やステンレス鋼板といった高付加価値な薄板部門に強みを発揮している。商品ブランド名は月星印。 合併後も岩井産業や新日本製鐵(現・新日鐵住金)とは緊密な関係を保ち、特に後者の新日鐵住金は、株式を9,124万株 (8.31%) 保有する筆頭株主である。また、前者との関係から最勝会グループにも属している〔長岡禅塾 - 双日公式サイト 内のページ。〕。三和グループの社長会である三水会及び三和グループの親睦会であるみどり会のメンバーでありながら〔六大企業集団の無機能化 - 同志社大学学術情報検索システム内にあるPDFファイル。筆者は経済学者の田中彰。〕〔メンバー会社一覧 - みどり会 〕、旧長銀や旧興銀とも緊密な関係にあった。 大平洋金属の株式を1,495万株 (7.6%) 保有する大株主であり、その他日本国内に約30社のグループ会社を有する。 2012年10月1日、日本金属工業と共同株式移転方式で経営統合し、日新製鋼ホールディングスの完全子会社となった。 2014年4月1日、日新製鋼ホールディングスが日新製鋼及び日本金属工業を吸収合併、日新製鋼株式会社に社名変更した。 2016年2月1日、新日鐵住金と日新製鋼は記者会見を開き、新日鐵住金が日新製鋼を2017年3月をめどに買収、子会社化すると発表した〔新日鉄住金社長「相乗効果の創出必要」 日新製鋼子会社化 日本経済新聞〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日新製鋼」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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