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日朝[にっちょう]
日朝(にっちょう、応永29年1月5日(1422年1月27日) - 明応9年6月25日(1500年7月21日))は、室町時代の日蓮宗の僧。字は鏡済、号は行学院。朝善の子。 12世の日意、13世の日伝とともに身延中興の三師と位置づけられている。 == 略歴 == 伊豆国宇佐美(静岡県伊東市)出身。幼くして三島本覚寺の日出に師事し、1441年嘉吉元年に寺を継ぐ。比叡山や南都に遊学して天台教学のほか諸宗の教学を修めた。 日蓮の没後、身延山は諸国へ教線を拡大するが門弟が各地で独立した一門を形成していったため身延山は衰退し、7世日叡の頃に中興された。1462年(寛正3年)身延山久遠寺11世法主となった。以後、37年間の貫主在任中に久遠寺の伽藍を西谷から現在地に移転して整備し、宗門の法制や年中行事の整備、組織の制定、門前町の整備に尽力した。日蓮の遺文を収集し、その注釈書「御書見聞」や日蓮の伝記「元祖化導記」、「法華草案鈔」(10巻)、「補施集」などの著作がある。
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