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日本とパラオの関係[にっぽんとぱらおのかんけい]
日本とパラオの関係とは、日本とパラオの二国間関係を指す。日本はコロールに大使館を、パラオは東京に大使館をそれぞれ置いている。日本とパラオは1994年11月2日に正式に国交を樹立した。 ==歴史==
両国の関係は日本が第一次世界大戦で当時ドイツ領であったミクロネシア、マーシャル諸島、北マリアナ諸島、パラオを占領、ヴェルサイユ条約後の1920年に委任統治領として統治を開始したことに始まる。国際連盟認可のもと、パラオは南洋諸島の一部となり、コロールには南洋庁が置かれ委任統治領の行政の中心地として定められた。日本統治下において、パラオは漁業、農業、鉱業の分野で目覚ましい発展を遂げた。パラオは日本統治期間中、ある程度の自給率を達成していた。パラオは第二次世界大戦中、大日本帝国軍の前線基地として機能していた。南洋諸島の日本統治は第二次世界大戦における日本の敗戦とともに終わりを告げた。旧南洋諸島は太平洋諸島信託統治領としてアメリカ合衆国により統治されることとなった。 日本は1994年10月1日にパラオのアメリカ合衆国からの独立を承認、同年11月2日にパラオと国交を樹立した。コロールにある日本大使館は1999年に開館した〔。しかし、1995年10月1日に行われた一周年記念行事で世界各国からの祝電が読まれる中、社会党(当時、現社民党)の村山内閣は記念行事を無視し、パラオでは祝電はおろか日本国旗も掲揚されなかった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日本とパラオの関係」の詳細全文を読む
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