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日本のLNG基地一覧(にほんのエルエヌジーきちいちらん) 本項では日本国内にある、都市ガスや火力発電所に供給する液化天然ガス(LNG)の受入・貯蔵・気化を行う施設の一覧を示す。タンクローリー等で受け入れを行うサテライト基地は割愛した。LNGタンカーでの輸送、海水の熱を利用した気化を行うためいずれも沿岸部に立地する。冷却に要したエネルギーを有効利用するため、一部では冷熱発電や冷凍倉庫への活用、液体窒素等の製造などを行っている。 == 北海道・東北 == * 釧路(JX日鉱日石エルエヌジー・サービス株式会社)〔「釧路LNG基地」の建設について (JX日鉱日石エネルギー)〕北海道釧路市西港1丁目 * 操業開始 - 2015年4月1日 * 貯蔵能力 - タンク1基 1万kl * 主な受入LNG産地 - (八戸から内航) * 石狩(北海道ガス石狩LNG基地)〔釧路LNG基地の建設について (北海道ガス)〕北海道石狩市新港中央4丁目 * 操業開始 - 2012年11月30日〔石狩LNG基地の営業運転開始について 2012年11月30日付北海道ガスニュースリリース〕 * 貯蔵能力 - 地上タンク1基 18万kl、2016年9月20万kl 1基新設予定〔石狩LNG基地 第2タンクの建設について 〕 * 気化設備 * 主な受入LNG産地 - サハリン、オーストラリア * 主な供給先 - 北海道ガス、北海道電力石狩湾新港発電所 * 勇払(石油資源開発勇払LNG受入基地)北海道苫小牧市字沼ノ端134 * 操業開始 - 2011年〔北海道における冬期天然ガス安定供給対策について 〕 * 貯蔵能力 - タンク1基 2700kl * 気化設備 * 主な供給先 - 石油資源開発のパイプラインおよび鉄道コンテナ・タンクローリー輸送で、北海道のガス事業者・大口需要家。 * 函館(北海道ガス函館みなと工場)北海道函館市港町3丁目19番8号 * 操業開始 - 2006年〔会社概要 (北海道ガス)〕 * 主な受入LNG産地 - (袖ケ浦から内航〔2003年1月27日東京ガスプレスリリース 〕。石狩基地完成後は石狩から内航予定〔) * 八戸(JX日鉱日石エネルギー八戸LNGターミナル)青森県八戸市豊洲7-2 * 操業開始 - 2015年(平成27年)4月1日〔“最大級288メートルLNGタンカーが接岸/青森県八戸港”. 東奥日報 (東奥日報社). (2015年4月25日)〕 * 気化能力 - 4基 8トン/時 * 貯蔵能力 - 14万klタンク2基〔東北電力(株)八戸火力発電所向け天然ガス売買契約締結について (JX日鉱日石エネルギー)〕 * 主な供給先 - JX日鉱日石エネルギー、(予定)東北電力八戸火力発電所、内航により釧路、秋田 * 仙台新港(仙台市ガス局港工場) 宮城県仙台市宮城野区港4-13-1 * 操業開始 - 1997年 * 貯蔵能力 - 地下タンク1基 8万kl * 気化能力 - 3基 90トン/時 * 主な受入LNG産地 - マレーシア * 主な供給先 - 仙台市ガス局 * 外部リンク - 主要設備 (仙台市ガス局) * 新仙台(東北電力)宮城県仙台市宮城野区港5-2-1 * 操業開始予定 - 2016年7月〔2011年度第2四半期決算説明資料 (東北電力)〕 * 貯蔵能力 - タンク2基 36万kl(予定) * 気化設備 - 5基200トン/時(予定) 〔〕 * 主な供給先 - 東北電力新仙台火力発電所 * 相馬(石油資源開発)福島県相馬郡新地町、相馬港4号埠頭 * 操業開始予定 - 2018年〔 2013年11月27日付石油資源開発ニュースリリース〕 * 貯蔵能力 - 地上タンク1基 23万kl * 気化設備 * 主な受入LNG産地 - カナダ * 主な供給先 - 名取市まで40Kmのパイプラインを建設し、既存の東北天然ガスパイプラインを通じて福島県、宮城県、岩手県などに供給する計画である。 * 秋田(東部ガス)秋田県秋田市飯島字古道下川端220番7〔東部ガス秋田LNG基地の建設用地取得について 2013年3月4日 東部ガス〕 * 操業開始予定 - 2015年12月 * 貯蔵能力 - 地上タンク1基 1.2万kl * 主な受入LNG産地 - (八戸などから内航予定) * 主な供給先 - 東部ガス 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日本のLNG基地一覧」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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