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日本の上代文学史[にほんのじょうだいぶんがくし]
日本の上代文学史(にほんのじょうだいぶんがくし)は、上代(およそ奈良時代まで)の日本文学の歴史である。 == 概略 == 漢字が伝来するまで文字を持たなかった日本人は、口述で神話や伝説を伝えてきた(口承文学)。中国大陸から朝鮮半島を経由して漢字が輸入され、漢文と、自分達の話し言葉に漢字を当てはめた万葉仮名が生まれた。漢字の伝来により成立したのが『日本書紀』と『古事記』である(記紀)。記紀は歴史書であるが、文学作品としての価値も評価されている。 『懐風藻』は日本文学における最古の漢詩集である。また、『万葉集』のような和歌集も生まれた。万葉初期の作品には見られなかった個人としての作家性も、後期には多く見られるようになり、柿本人麻呂や山上憶良、大伴家持といった著名な歌人も登場した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日本の上代文学史」の詳細全文を読む
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