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日本の面影[にほんのおもかげ]
『日本の面影』(にほんのおもかげ)は1984年3月3日から1984年3月24日までNHK総合テレビで放送されたテレビドラマ。脚本は山田太一。小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)を主人公に、主に明治時代の日本を舞台としている。 後に舞台劇に脚色され、1993年に地人会制作で紀伊國屋ホールにて初演〔これまでの地人会公演一覧 - 地人会ウェブサイト〕。 == ドラマ化の経緯 == 山田はハーンの生涯をドラマ化することを以前から考えていたが、関心を示す制作者はなかなか現れなかった〔岩波現代文庫版シナリオの「あとがき」(同書pp.375 - 381)による。〕。NHKから「石炭と石油、原子力発電と3代でエネルギーに関わった家庭を題材にして、日本の近代化を描くドラマ」の企画を依頼された際に、その趣旨に同意できずにハーンのドラマ企画を提案したところ、実現の運びとなった〔「時代の証言者 テレビドラマ」読売新聞2010年3月10日(山田の執筆)〕。ハーン役を誰にするかについて、山田がダスティン・ホフマンの名をあげると「ギャラだけで制作費が飛ぶ」と却下された〔。アメリカでのオーディションとなり、これを知ったジョージ・チャキリスが自らもハーンと同じギリシャ系であると名乗り出た〔。チャキリスは日本語を全く解さなかったが、出演前に日本語トレーナーから訓練を受けて撮影に臨んだという〔日本の面影 - ジョージ・チャキリスオフィシャルブログ(2008年7月18日、日本語翻訳)〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日本の面影」の詳細全文を読む
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