翻訳と辞書
Words near each other
・ 日本アルミニウム協会
・ 日本アレルギー学会
・ 日本アロマコーディネーター協会
・ 日本アロマ環境協会
・ 日本アンカー協会
・ 日本アンチエイジング歯科学会
・ 日本アンチ・ドーピング機構
・ 日本アンチ・ドーピング機関
・ 日本アンテナ
・ 日本アーカイブズ学会
日本アートシアターギルド
・ 日本アートスクール
・ 日本アート・シアター・ギルド
・ 日本アート・シアター・ギルド公開作品の一覧
・ 日本アーマードバトル・リーグ
・ 日本アーム
・ 日本アームレスリング連盟
・ 日本イエス・キリスト教会
・ 日本イエス・キリスト教団
・ 日本イギリス児童文学会


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

日本アートシアターギルド : ウィキペディア日本語版
日本アート・シアター・ギルド[にほんあーと しあたー ぎるど]
日本アート・シアター・ギルド(にほんアート・シアター・ギルド)は、1961年から1980年代にかけて活動した日本の映画会社。ATG(エーティージー)の略称で示されることも多い。
他の映画会社とは一線を画す非商業主義的な芸術作品を製作配給し、日本の映画史に多大な影響を与えた。また、後期には若手監督を積極的に採用し、後の日本映画界を担う人物を育成した。
また、ATGは公開作品ごとに映画雑誌『アートシアター』を発行した。本誌は映画の完全シナリオと映画評論などから構成され、上映館のみで販売された。
== 歴史と背景 ==
ATGは良質のアート系映画をより多くの人々に届けるという趣旨のもとに設立された。年会費を払うと他では見られない映画を割安で観ることが出来たため、若者たちの支持を得た。1960年代から1970年代初めの学生運動、ベトナム反戦運動、自主演劇などの盛り上がりの中で、シリアスな、あるいはオルタナティブな映画に対する関心は高かった。当時は御茶ノ水近辺に主要な大学が集中しており、新宿が若者文化の中心となっていて、ATGの最も重要な上映館であった新宿文化は、話題の映画の上映となると満員の盛況であった。このような状況と会員制度に支えられて、大島渚新宿泥棒日記』、羽仁進初恋・地獄篇』、松本俊夫薔薇の葬列』など、当時の若者たちに大きな影響を与えた話題作の製作が可能になった。
ATGの活動は、主に外国映画の配給を行っていた第1期、低予算での映画製作を行った第2期、若手監督を積極的に採用した第3期に大別することができる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「日本アート・シアター・ギルド」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Art Theatre Guild 」があります。



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.