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株式会社日本スポーツ出版社(にっぽんスポーツしゅっぱんしゃ)は、主にスポーツ関連の雑誌・書籍を発行していた日本の出版社。英語表記:Nippon Sports Publishing co.,Ltd. 略称:NSP。本社は、東京都中央区新川1丁目29番13号の永代橋エコピアザビル内に置いていた。 == 歴史・概要 == * 1968年1月19日 - 1967年10月に会社更生法適用を申請したベースボール・マガジン社の退社組により、東京都千代田区神田で設立・創業〔力道山ミュージアムに掲載された竹内宏介のインタビュー(2ページ目) ※ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント公式ホームページ内〕。また、『プロレス&ボクシング』編集長だった竹内宏介もヘッドハンティングされる形で入社。竹内宏介を編集長としてプロレス・ボクシング・キックボクシングを扱う月刊誌『ゴング』を創刊した。 * 1969年 - 別冊誌『別冊ゴング』を創刊。 * 1971年 * 2月 - 本社を文京区白山2丁目に移転(1984年3月新改築)。 * 3月 - サッカー専門誌『イレブン』を創刊(1988年に『サッカーイレブン』へ改題したのち休刊)。 * 1972年8月 - バレーボール専門誌『バレー日本』を創刊(1973年に休刊)。 * 1977年5月 - 野球専門誌『月刊野球党』を創刊(1979年途中に『ホームラン』へ改題)。 * 1982年4月 - 『ゴング』からボクシング部門が独立し、月刊誌『ワールド・ボクシング』として創刊(2006年に休刊)。 * 1984年5月 - 『別冊ゴング』を週刊化し『週刊ゴング』に改題。 * 1986年12月 - 月刊『ゴング』を『ゴング格闘技』に改題。 * 1997年4月 - ムック『NIPPON SPORTS MOOK』の刊行開始。 * 2004年8月 - 竹内宏介が代表取締役社長を退任し、小佐野景浩も執行役員を退任、退社するなど経営陣刷新が行われる。前田大作が経営権を取得し、代表取締役社長となる。また、同年より写真集の発行を開始する(『NIPPON SPORTS MOOK』として発行。スポーツ選手にとどまらず、グラビアアイドルやAV女優のものも発行していた)。 * 2005年 - プリヴェ・ジャパンが発行していた投資情報誌『LA PRIVE'E』の編集発行を開始。 * 9月 - 本社を中央区新川へ移転。 * 2006年2月 - 社長の前田が別途経営するSNS運営会社・ゆびとまの筆頭株主となり、同社を子会社化。 * 2007年 * 2月19日 - アドテックス(東京都港区)の資産隠し事件で民事再生法違反(詐欺再生)の疑いで前田が逮捕。同日付で前田を代表取締役から解任、内田幸文が代表取締役に就任した。 * 3月 - 事業を停止、発行していた雑誌はすべて休刊となる(12日に『ゴング格闘技』休刊を発表、14日に『週刊ゴング』が同日発売の1168号をもって休刊、15日に『ホームラン』の休刊を発表)。 * 2008年 * 2月12日 - 山田一成が代表取締役へ就任し内田が取締役となる。 * 2月19日 - 内田は取締役解任となった。 *2010年1月29日 - 債権者による日本スポーツ出版社に対する破産申立により、東京地方裁判所より破産法に基づく会社破産手続開始を通達される〔「週刊ゴング」の老舗出版社が破産 産経新聞 2010年2月3日付けウェブ記事。同日閲覧〕。 * 2011年3月14日 - 破産手続終結〔官報 平成23年3月30日発行 号外(64号)69ページ〕。法人格消滅。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日本スポーツ出版社」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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