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日本ファンタジーノベル大賞(にほんファンタジーノベルたいしょう)とは、読売新聞東京本社と清水建設(第10回までは三井不動産販売)が主催し、新潮社が後援していた文学賞。1989年創設。 未発表の創作ファンタジー小説を公募。プロ・アマを問わない。大賞賞金は500万円で、受賞作品は新潮社から刊行される。候補作には挙がったものの、入賞していない作品でも優れていれば刊行された(恩田陸や小野不由美など)。 第25回(2013年度)を機に「創設から四半世紀の節目を迎え、一定の役割を終えた」として賞を休止することが、2013年12月3日付で発表された〔日本ファンタジーノベル大賞公式サイト:ニュース一覧:2013.12.3 日本ファンタジーノベル大賞 休止のお知らせ 〕〔MSN産経ニュース:鈴木光司さんら生んだファンタジー大賞休止へ 「役割終えた」 〕〔読売新聞:日本ファンタジーノベル大賞、本年度で休止 〕。 かつては大賞受賞作品が『小説新潮』に全文掲載されていたこともある。 == 創設の経緯 == 1989年に読売新聞東京本社と三井不動産販売が、三井不動産販売の創業20周年を迎えた記念事業として始めた文学賞で、三井不動産販売は1998年まで主催した。バブル経済の好景気の末期でもあり、三井不動産販売が広告代理店各社に企画案を提出させ、その中から読売広告社のファンタジーをテーマにした文学賞という案が採用。文学賞のノウハウを持ち、受賞作の出版を行える出版社ということで、新潮社が後援として参加した(創設時の担当編集者には、大森望、木村由花がいた)。 三井不動産販売は10年で降板。有望な新人が発掘される成果があったため、このまま終わらせるのは惜しいと清水建設が主催を引き継ぐことになった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日本ファンタジーノベル大賞」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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