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日本リーグ争覇戦[にほんりーぐ そうはせん] 日本リーグ争覇戦(にほんリーグ・そうはせん)は、国際プロレスが1978年11月3日から11月30日にかけて開催した、プロレスのリーグ戦である。 == 概要 == 発端は同じ1978年、新日本プロレスのアントニオ猪木が、プロレスラーの実力日本一を決定する日本選手権大会に向けた前段階として、新日本所属選手およびフリーの日本人選手による『プレ日本選手権』の開催を決定。これに対抗する形で、国際プロレスは当時提携していた全日本プロレスの協力のもと、同趣向のリーグ戦である『日本リーグ争覇戦』を同時期に開催することとなった〔『Gスピリッツ Vol.16』P75(2010年、辰巳出版、ISBN 4777808017)〕。 当初は新日本プロレスにも参加を呼び掛けた結果、新日本サイドもこれに呼応、相互のリーグ戦における選手派遣の申し出があったというが、当時新日本と冷戦状態にあった全日本プロレスのジャイアント馬場が態度を硬化させたため、リーグ戦への新日本の参加は実現しなかった〔。しかし、11月25日の蔵前国技館大会に、新日本からストロング小林と小林邦明が出場。その見返りとして、12月16日に同じく蔵前国技館で行われた『プレ日本選手権』の決勝大会には国際からアニマル浜口と寺西勇が出場した〔。同日は、『日本リーグ争覇戦』の優勝者であるラッシャー木村も来場、代表の吉原功と共に新日本のリングに上がり、両リーグ戦の優勝者同士による真の日本一決定戦をアピールした。 蜜月関係にあったはずの国際プロレスと全日本プロレスの間に不協和音が生じた結果、国際プロレスは提携先を新日本プロレスにシフトすることになり、12月26日には両団体による『日本選手権シリーズ』を翌1979年に開催することを発表、馬場にも出場を要請したが、実現には至らなかった〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日本リーグ争覇戦」の詳細全文を読む
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