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日本共産党(左派)(にほんきょうさんとう さは)は、日本の左翼組織の一つ。日本共産党から除名された福田正義らが1969年11月に結成した。親中国系である。「日共左派」、「山口左派」「人民の星派」ともいう。日本各地に支部を持つが、主に山口県で活動する。結党時の政治報告に、左翼ナショナリズム色が強い「反米帝・反売国の愛国正義」を掲げる〔。 == 概要 == 1966年9月に日本共産党山口県委員会は、中国に従って分派活動をおこなった福田正義らを除名した。除名後、福田らは「日本共産党山口県委員会(左派)」と称した。1969年11月、福田らは「日本共産党(左派)第一回全国大会」を開催し、「一九二二年以来の日本共産党の革命的伝統を継承する唯一の組織」〔「日本共産党(左派) 規約」日本共産党(左派)第一回全国大会 1969年11月30日採択。2010年8月13日閲覧。 より引用、分析。〕と称し、以後、「日本共産党(左派)中央委員会」と名乗っている。 山口県に拠点を置き、毛沢東主義の立場から、中国共産党の長征になぞらえて山口県を「日本の延安」と捉えていた〔2.「日本の延安」――「根拠地」での凋落ぶり。 2010年7月18日閲覧。〕。概して新左翼の学生運動には好意的だったが、連合赤軍は批判していた〔3.「連合赤軍」との仲――共通の旗は「毛沢東思想」。 2010年7月18日閲覧。〕。1971年9月20日に議長の福田が訪中した際には、周恩来首相に「日本の真の革命政党の代表」と持ち上げられた〔4.福田正義という男――中国侵略共犯者の前歴かくす。 より。鉤括弧部は引用。2010年7月18日閲覧。〕。その後、中華人民共和国がアメリカ合衆国と関係を改善すると、さらに急進的な共産主義国家だったアルバニア派(ホッジャ主義)に転向した後、再び毛沢東主義へと戻っている。現在ではフィリピン共産党のシソン派など他国の毛沢東主義派グループと国際的な関係を持っている。 ゆとり教育と「個性重視教育」が「凶暴な攻撃的個人主義」を育てているとみなす観点から体罰を肯定的に捉えるなどの主張をしている〔「第31回人民教育全国集会 教育崩壊打開の出発点」『人民の星』5406号1面。 2010年7月18日閲覧。〕。 機関紙やホームページでは、「闘」は「斗」(「斗争」「斗い」など)、「働」は「仂」(「労仂者」など)、「々」は使わない(「人々」は「人人」など)など、独特の表記を用いるのが特徴。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日本共産党(左派)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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