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日本化学工業株式会社(にほんかがくこうぎょう)は、東京都江東区に本社を置く化学メーカー。日本の無機化学の分野では首位級である〔会社四季報2013年夏号〕。 == 沿革 == * 1893年(明治26年)9月 - 棚橋寅五郎は東京麻布にてヨードカリの製造を行う「棚橋製薬所」を創業。 * 1908年 - 東京小松川に工場を建設。クロム塩の製造を開始。 * 1915年(大正4年)9月 - 株式会社に改組。社名を「日本製錬株式会社」とする。 * 1924年 - 福島県三春町に、黄リンや赤リンの製造を行う子会社「東洋電気工業株式会社」を設立。 * 1935年(昭和10年)12月 - 顔料・バリウム塩を製造する亀戸工場、燐製品を製造する郡山工場を持つ(旧)「日本化学工業株式会社」を合併。のちに亀戸工場は、日本化学工業株式会社の社名で再び独立させる。 * 1940年 - 福硫曹株式会社を買収。のちの西淀川工場となる、日本硫曹株式会社を設立。 * 1944年3月 - 日本化学工業株式会社を再び合併。日本製錬株式会社から日本化学工業株式会社に社名変更。 * 1950年4月 - 郡山工場に熔成燐肥製造設備を建設し、肥料部門に進出。同年、三春工場では農薬の製造を開始。 * 1953年1月 - 熔成燐肥の製造を行う村上工場を新設。 * 1969年4月 - 旭電化工業との共同出資により、鹿島臨海工業地帯に関東珪曹硝子株式会社を設立。 * 1970年4月 - リン酸の製造を行う愛知工場を新設。 * 1971年8月 - クロム塩の製造を行う徳山工場を建設。 * 1973年5月 - 同和鉱業との折半出資により、セラミックコンデンサーや塗料などの原料となるバリウム塩の製造を行う合弁会社バライト工業株式会社を設立。(2003年9月に解散) * 1985年12月 - 三井東圧化学、ラサ工業との共同出資により、協同燐酸有限会社を設立。 * 1992年 8月 - 富士化学との共同出資により、ケイ酸ナトリウムの製造を行う京葉ケミカル株式会社を設立。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日本化学工業」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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