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日本とグルジアの関係は、1992年8月3日、すなわちグルジアがソビエト連邦より独立した翌年に築かれた。 日本はグルジアへ、経済や文化向上のための援助を拡大し続けている。両国間における貿易収支は、日本が自動車や工業製品を輸出し、グルジアが農産物や鉱物を輸出する形で、日本側の大幅貿易黒字である。 1999年、当時のグルジア大統領エドゥアルド・シェワルナゼが日本を公式訪問し、2007年にはミヘイル・サアカシュヴィリ大統領が日本を訪れた。 2006年以来、グルジアは東京に大使館を構えている。日本大使館は、グルジア独立以来、在アゼルバイジャン大使館が兼轄していたが、2009年1月1日に日本は在グルジア大使館を開設した。 2009年3月の外相会談で、日本語におけるグルジアはロシア語読みに基づいており(グルジア#国名も参照)、英語読みのジョージアに変更してほしいと申し出ている。これはグルジア側の反露感情によるものと考えられている。なお、安倍晋三内閣総理大臣は2014年10月24日、グルジアのマルグベラシビリ大統領との首脳会談の席上、「グルジアの国名表記に関し、マルグベシビリ大統領の要請に応じて英語表記に基づいた『ジョージア』に変更する方向で検討する」旨の応答を行った〔日・グルジア首脳会談 日本国外務省 2014年10月26日付〕。これを受けて2015年の第189通常国会にて日本政府が在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の改正案を提出し、4月14日に改正法が成立した〔「グルジア」→「ジョージア」に 国名呼称変更の法案成立 産経新聞 2015年4月14日閲覧〕。 == 脚注 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日本とグルジアの関係」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Georgia-Japan relations 」があります。 スポンサード リンク
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