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日本国粋会 : ウィキペディア日本語版
國粹会

國粹会(国粋会〔『<暴力団>国粋会会長が自宅で自殺 先週発砲事件で和解』 2007年2月15日 ''エキサイトニュース毎日新聞''〕|こくすいかい〔『平成21年警察白書 組織犯罪対策の推進:指定暴力団の指定の状況』 2009年7月 ''警察庁''〕)は、東京都に本部を置く暴力団東京都台東区千束4-3-1 ― 『平成13年版警察白書:第4章 暴力団総合対策の推進>指定暴力団の指定の状況(p.138)』 2001年 ''警察庁''〕。かつては独立した指定暴力団であったものの、2005年に山口組の二次団体となった〔。
==歴史==

===大日本国粋会===
1919年11月、河合徳三郎、梅津勘兵衛、倉持直吉、青山広吉、篠信太郎、西村伊三郎、中安信三郎が中心となり、原敬内閣内務大臣床次竹二郎立憲政友会)を世話役に、右翼頭山満を顧問に迎えて結成された。大日本国粋会は、土建業者を含む博徒の全国的な右翼団体であった。超党派的純国家主義思想団体として、また、伝統の侠客道を根本信条として行動することを原則とした。創立当時、総裁は伯爵大木遠吉、会長は村野常右衛門、理事長は中安信三郎が務め、会員数60万と称した。
1921年〔山平重樹『義侠ヤクザ伝 藤田卯一郎』幻冬舎<幻冬舎アウトロー文庫>、2003年、ISBN 4-344-40476-9のP.50〕、河合徳三郎は、大日本国粋会を脱会し、立憲民政党の後ろ盾のもとに、大和民労会を結成した。大和民労会の結成式は、浅草伝法院で行われ、約5000人が集まった。大和民労会の中心メンバーは、土建業系博徒の関根賢高橋組高橋金次郎組長、城迫正一であった。それぞれが、浅草吉原向島下谷を地盤としていた。
1922年の暮れ頃、大日本国粋会田甫一家の青沼辰三郎が浅草区千束町で年忘れの賭場を開帳。大和民労会の高橋組の木村は、青沼辰三郎の賭場に乗り込み、青沼を罵倒した。青沼辰三郎たちは、木村を賭場の外に連れ出し、暴行を加えた。これを切っ掛けに大和民労会と大日本国粋会の抗争事件が勃発した。1925年、大和民労会と大日本国粋会は、抗争事件を起こし、両者合わせて160人が検挙された。
1927年の10月に東京市麹町区(現、千代田区)下二番町へと総本部を移設。1929年に鈴木喜三郎が総裁となり、野村会長の没後は高橋光威が会長に推されたが、中安理事長が会長となった。関東大震災時には総本部を京都に移し、関東本部と対立する内紛となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kokusui-kai 」があります。



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