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日本基督教連盟(にほんきりすときょうれんめい)は、日本のキリスト教教会合同運動団体である。この運動団体は国内外の諸教会の合同を目的として1923年に設立された。戦前はエキュメニズムのことを教会合同と呼んでいた。 1929年の日本基督教連盟の協議会において、賀川豊彦がエルサレム会議の精神を継続する神の国運動を提唱し、富田満が委員長に就任。 1938年には富田が日本政府の命によりソウルに赴き、朝鮮の牧師たちに国民儀礼である神社参拝を勧めた。 日本基督教連盟は「合同基礎案」を作成し、合同教会を模索していたが、1941年6月、富田を指導者とした日本基督教団の設立によって達成され、連盟は発展解消した。わずかにカトリック教会、ギリシア正教会および他宗教団体の連絡機関として、日本基督教連合会という小組織を残した〔『日本キリスト教歴史大事典』1049頁〕。 戦後は、小崎道雄を議長として日本キリスト教協議会が発足した。富田は引き続き、日本キリスト教協議会の幹部となり、戦後もエキュメニカル運動を指導した。 == 脚注 == 〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日本基督教連盟」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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