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日本大学カザルスホール(にほんだいがくカザルスホール)は、日本大学大学院の法務研究科(お茶の水キャンパス)にあったコンサートホール。2014年11月に同大学院は移転した。 == 概要 == 主婦の友社ビル跡に、主婦の友社の完全子会社である株式会社お茶の水スクエアにより開発したコンサートホールやオフィスなどの複合施設(A館、B館、C館の3棟)であったお茶の水スクエアA館は、日本大学カザルスホールに改名のうえ再開業した。当初はホールとの兼ね合いから日本大学藝術学部の一部機能を移転させる方向で模索していたが、法科大学院設置構想が進捗したことに伴い、時勢により転用された。 旧A館は建築家磯崎新の設計によって1987年(昭和62年)9月に竣工したものである。地上13階、地下3階建てで鉄骨鉄筋コンクリート構造。なお、カザルスホールは、ウィリアム・メレル・ヴォーリズ設計の旧主婦の友社ビルの外観を復元したものである。 *2002年12月取得(11月より一時閉鎖) *2003年4月に日本大学カザルスホールに改名のうえ再開業する。 *2004年に旧オフィス区画に日本大学大学院法務研究科(法科大学院)の開設にともない、正式に日本大学お茶の水キャンパスとなる。ホールは講堂、後に模擬法廷として利用された。 *2010年3月31日、ホール貸出終了。(駿河台日本大学病院をホール跡に建設する計画が有力と報道された。) *2014年11月10日に日本大学大学院法務研究科を法学部校舎近くにある三崎町(水道橋)へ移転する。 学校法人日本大学は学内に検討委員会を2010年5月に発足させ、その後の計画を模索した。公表の情報では、取り壊しが決定されているわけではなく、ホールの存続の是非が白紙の状態から検討されており、再開館の可能性もある。千代田区も、学校法人日本大学へホールの存続を申し入れている。 周辺に日本大学駿河台キャンパスの各校舎(日本大学医学部・日本大学薬学部・日本大学歯学部・日本大学理工学部)と日本大学病院が立地している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日本大学カザルスホール」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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