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日本家庭婦人バスケットボール連盟(にほんかていふじんバスケットボールれんめい,Japan Ladies Basketball League)は、日本国内における家庭婦人チームのバスケットボール連盟。日本バスケットボール協会への加盟団体。1997年設立。現在の会長は橋本章。 ==概要と歴史== 1964年の東京オリンピックでの女子バレーボールの活躍は女性たちにスポーツへの関心を沸きあがらせた。1970年代の地域スポーツ振興のための“みんなのスポーツ”政策をきっかけとして、行政においても市民のためのスポーツへの取り組みがはじまり、各地でスポーツ施設の建設とそれを利用したスポーツ教室が開催されていった。 そのような状況下でママさんバスケットボールにいち早く取り組んだのは埼玉県であった。草加市においてママさんバスケットボール教室が行政主催で開催され、その参加者たちが教室終了後に自発的にチームを作り県内に広がっていった。県内のチーム数が5チームになった1978年に、埼玉県家庭婦人バスケットボール連盟(以下埼玉県連盟)が発足し、第1回埼玉県家庭婦人バスケットボール大会が開催された。この連盟発足のニュースはNHKの全国放映により広く知られるところとなった。全国から問合せや声援が多くよせられ、これを契機に埼玉県連盟主催で「第1回全国家庭婦人バスケットボール交歓大会」が13チームの参加を得て草加市で開催された。その後、この全国大会は第4回まで埼玉県連盟の主催で開催された。 やがて全国的にチーム数が拡大していったことや、大衆スポーツ振興のためのスポーツ政策が日本体育協会から各競技団体へも通達された社会状況下で、埼玉県連盟は、(財)日本バスケットボール協会(以下日本協会)に全国大会を主催してもらえるよう埼玉県バスケットボール協会へ働きかけを依頼した。その結果全国大会は日本協会が主催することとなり、1982年に第1回の全国大会が愛知県で開催された。以来、全国各地を回って大会は開催され、2007年現在第26回を数えている。この間大会名は「全国家庭婦人バスケットボール交歓大会」 (第1回~第6回)、「全国ママさんバスケットボール交歓大会」(第7回~現在まで)となっている。 一方連盟組織化については、各県におけるチーム数増加に伴って、各都道府県の家庭婦人連盟組織化が進み、国内で24県が組織化した1997年に、全国組織である日本家庭婦人バスケットボール連盟(以下日本連盟)が設立された。団体の名称では「家庭婦人バスケットボール」を、全国大会では愛称である「ママさんバスケットボール」を用いている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日本家庭婦人バスケットボール連盟」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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