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株式会社日本文芸社(にほんぶんげいしゃ)は、東京都千代田区神田神保町に本社を置く出版社。自費出版も手がける「文芸社」とは関係ない。 == 概要 == 兵庫県姫路駅前で「新興書房」を経営していた夜久勉が1948年(昭和23年)10月に上京し、“本の街”神保町に土地、家屋を購入したことをきっかけに、雑誌・書籍の仕入れと特価本の取り扱いを始め、その後出版物の刊行を目的に、1959年(昭和34年)1月に「株式会社日本文芸社」を設立した。 当初は健康実用書を中心に書籍を刊行していたが、その後「実話三面記事」「漫画娯楽読本」等の大衆雑誌を創刊する。一時期社名を「株式会社相互日本文芸社」と変更したこともあるが、現在では設立時の社名に戻し、創業者の夜久が逝去するとともにその経営権は株式会社旭通信社(現株式会社アサツー ディ・ケイ)へと移り、出版社によく見られる同族経営とは一線を画している。 趣味・健康といった広く読者が求める知識ニーズに応えるため、「日常生活において役立つ“知識”の提供と“大衆娯楽”の出版を通じて社会貢献すること」を出版理念とし、雑誌部門においては「週刊漫画ゴラク」を柱とする青年コミック誌を中心に、さまざまな趣味、娯楽雑誌を展開。また、書籍部門では実用書をはじめ一般書、新書などの商品構成をもつ総合出版社となっている。 1968年(昭和43年)にはNBブックスで発行していたハウツーものが重版を重ね、その中から好調な40点を選んで1970年(昭和45年)3月に「ダルマブックス」とシリーズ名を付し再発行を行った。また、1983年(昭和58年)には「ラクダブックス」を創刊、同年9月発行の『和田アキ子だ 文句あっか!』が著者によるプロモーションが功を奏し、発売3ヶ月で100万部突破という戦後最大の瞬間風速的ベストセラーを記録している。一方で1963年(昭和38年)には金田一京助監修の『新当用国語辞典』、1978年(昭和53年)2月には松枝茂夫・古田東朔監修が監修し、当時の社長兵頭武郎が就任後手がけた『現代国語辞典』が発行されている。 2011年(平成23年)11月には、レディー・ガガとファッション・フォトグラファー、テリー・リチャードソンのコラボレーションによる、ガガ初の公式写真集、『LADY GAGA×TERRY RICHARDSON』の日本の版元となっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日本文芸社」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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