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日本最長距離ステークス : ウィキペディア日本語版
日本最長距離ステークス[にほんさいちょうきょりすてーくす]
日本最長距離ステークス(にほんさいちょうきょりステークス)とはかつて中山競馬場で行われていた中央競馬準オープンクラス競走である。外回りを1周後、内回りを1周する〔日本中央競馬会『競馬成績公報』1974年、p.520〕芝コースの4000メートル競走。
== 概要 ==
施行当時の関東圏の中央競馬においては数少ない条件クラスの長距離戦であった〔大橋巨泉の著書『巨泉競馬界を斬る』(日刊スポーツ出版社、1977年)171ページでは、かつて「中下級ステイヤー」にとっての「唯一のチャンス」だった競走として本競走の名が挙げられている。〕。ハンデキャップ競走であったが出走馬は集まらず、多くの年は少頭数で行われた。
1974年の競走ではチャイナロック産駒のキクオーカンが4分15秒6のレコードタイムを記録した〔同馬はのちに第69回天皇賞にも参戦したが出走取り消し。〕が翌1975年は一転して調教タイムのような凡戦でレースそのものの存在に対する物議を醸すこととなり、同年を最後に廃止された。
本競走の廃止により、平地競走で最長距離である競走は同じく中山競馬場で行われているステイヤーズステークス(芝3600メートル)となる。なお中山競馬場では第二次世界大戦前にも中山四千米(当記事と同じ中山4000mコース)が施行されていた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「日本最長距離ステークス」の詳細全文を読む



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