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日本海タワー(にほんかいタワー)は、新潟県新潟市中央区旭町通二番町に所在する展望台である。 老朽化などのため、2014年(平成26年)6月30日の営業をもって展望台としての供用を終了した。 == 概要 == 新潟市水道局の水道配水池である南山配水場(なんざんはいすいじょう)の屋上に設置されている回転式の展望台で、施設は新潟市が所有し、運営・管理は市水道局の外郭団体である財団法人新潟水道サービスが行っていた。南山配水場からは新潟島の北中部へ自然流下方式で水道水を供給している。 中央区の中心部、新潟島の中央北部の丘陵地に位置しており、市内はもちろん、晴れた日には日本海、佐渡島、弥彦山などを望むことが出来る。海抜63mに設置された展望室は全面ガラス張りで、約25分で360度回転する〔回転速度は微調整可能〕。展望室内には喫茶スペースも設けられていた。 元々海に近い場所に立地していることもあって眺望は美しく、北西側は古くからの閑静な住宅街と西海岸公園の防風林、新潟県護国神社などを挟んで日本海、さらに遠くには佐渡島を望む。市民の憩いの場のひとつとして長年親しまれており、夏場には日本海に沈む夕陽も望めるとあって、新潟市の著名なデートスポットの一つでもあった。このため、夏場は日没の時間に合わせ営業時間が延長されていた。 かつて当タワーと並んで新潟市の展望台として営業していた、同区の万代シテイに所在するレインボータワーは、搭乗客はタワーの昇降1往復ごとに完全入れ替え制となっていたが、当タワーの展望室には時間制限などは特に設けられておらず、一度入館すれば営業時間終了まで眺望を楽しむことができた。 展望台としての営業は終了したが、タワー部分を始めとした建物の撤去・解体については2014年度現在においては予定されておらず〔「日本海タワー、44年の歴史に幕」 - YOMIURI ONLINE 2014年07月01日〕、配水場としては引き続き利用される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日本海タワー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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